仕事がつらい方々へ -仕事のメンタル不調の原因‐

心と体の健康

らと の勤める会社でもらと以外にも数名、休職されている方がいらっしゃると聞きました。もちろん全体では少数ですが、社会全体では結構な数の方々いるのかと思います。具体的な人数の統計はありませんが、厚生労働省のレポートで令和6年度で1カ月以上の休職者は労働者全体の0.5%、メンタル不調で退職される方は0.2%という数字がありました。合計0.7%の労働者がメンタル不調によりアクションされているようです。

日本のサラリーマンの推計は6,137万人、1年を通じて勤務した給与所得者は5,137万人とのことです。サラリーマン全体でみて0.7%だとすると約43万人、1年を通じて勤務されている方で見ると約36万人の方々がメンタル不調でアクションされた方々になります。アクションにまで至っておらず、頑張って、踏ん張ってそれでも苦しんでおられる方はその何倍もいらっしゃると思います。2~3倍以上100~200万人くらい或いはそれ以上いるのではないかと勝手に推察しています。

メンタル不調の原因

メンタル不調には様々な原因があるかと思います。仕事はもちろん、家庭生活、恋愛や金銭問題及びそれらの複合要因もあるかと思います。その中で仕事に目を向けたメンタル不調の原因を考えたいと思います。仕事におけるメンタル不調はGeminiで調べたところ、Top5と国や企業の対応は下記です。

仕事におけるメンタル不調の主な原因Top5は、「仕事の量」「対人関係(ハラスメント含む)」「仕事の失敗・責任の重さ」「仕事の質」「会社の将来性・経営方針」です。過重労働や役割の変化がこれらに絡むことで、強いストレスや疲労を引き起こします。

国・企業が進めている対策:メンタルヘルスの予防や早期発見に向けて、以下の取り組みがある。

  • ストレスチェックの義務化労働者50人以上の事業所に対し、年1回ストレス検査が義務付け
  • 働き方改革関連法時間外労働の上限規制などを通じ、過重労働による心身の負担を軽減
  • 両立支援の推進治療/仕事の両立、メンタル不調で休職した労働者の職場復帰を支援するガイドライン整備
  • 「4つのケア」の実施厚生労働省が提唱する「セルフケア(従業員自身)」「ラインケア(上司によるケア)」「産業保健スタッフ等によるケア」「事業場外資源によるケア」を連携させて実施します。
  • 相談窓口の設置社内または外部の専門機関に、従業員が気軽に相談できる窓口を設けています。
  • 職場環境の改善ストレスチェック集団分析結果を活用し、部署ごとの業務量調整や風通しの良い組織づくり

らと はこの中でも「ハラスメント(対人関係)」が大きな要因だと考えています。らと は就職氷河期に就職し当時は残業代もなく、深夜23時、24時、午前様は当たり前、土曜日曜も働いていました。時間だけで見れば今よりも多く働いている自負があります。それでも当時メンタルを病むことはなく、自分の意思で仕事をしてきました。それは周りから責め立てられることなく、みんな苦労してフォローしあいながら仕事をする関係であったからだと思います。今は残業を規制され、労働時間は減っているのに何故メンタル不調は減らないどころかかえって増えているのでしょうか?

改善の方向がずれている気がする ‐ストレスチェックなどのケアは役立たない‐

長時間労働をなくし、有休をとらせ、ワークライフバランスに目を向けること、ストレスチェックなどのケアを充実させることはとても良いことです。長時間労働もメンタル不調につながる要素の1つだとは思います。一方で、労働時間が減ったしわ寄せはどこに行っているのか?時間が規制されてもIT技術の向上により余裕を奪われ、どんどん情報が入りより大きな成果を求められる。できなければとにかく追い込んでプレッシャーをかける。こういったことに歯止めを掛けなければ、メンタル不調が減っていくことはないのではないかと思います。

 らとはストレスチェックを通じて、仕事の悩み(上司や自己の能力)を相談したことがありますが、誰か相談できる人はいないのか?外で気晴らしできるなにかはないのか?などそれができれば苦労しないよ と思うような大したアドバイスは得られませんでした。聞いてもらったからと言って気晴らしにもなりません。役立つ人はいると思いますが、らと には全く役に立ちませんでした。ストレスチェックの結果が改善につながることもなかったです。

特定の人に責任やその非難が集中するのを避ける仕組みが必要 ‐解が無いが‐

若者が減り、若者に仕事についてもらうためには、若者が魅力と感じる企業にしていく必要があります。若手へのプレッシャーは減り、褒め、残業は減らし、有休はしっかりととらせる… とても良いことです。しかしそのしわ寄せは管理職層を中心とした40半ば~後半の中堅・ベテランへ寄っているような気がします。若手には言わないようなプレッシャーと罵詈雑言、家に帰っての仕事も気にしない、むしろ家でやれといい、休みの日にやれなど 若手には言わないようなことを平然と言う傾向はないでしょうか?もちろん若手も苦労されプレッシャーに晒されている方々もいらっしゃいますが。

家庭を抱え、お金がかかる世代の方々ですが、何を言っても辞めない、文句を言わない使い勝手の良い労働者だと思っているのでしょうか。簡単に転職できませんし、よほどの能力や実績、活躍が見込めないと同じような給与まして年収が上がる転職は簡単ではありません。

もちろん仕事ですから、個人の成果を求めることは当たり前ですし、成果や能力が足りていないのであれば適切な指導は必要です。ただ人を見て対応の仕方を変えたり、言いやすい特定の個人にむけ足元を見るような扱いの違いを上層部が低減していくようにしないとメンタル不調は減っていかないのだと、らと は思います。上層部とはいっても人間ですので、好き嫌いがあっても仕方ないことですが。

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