最近、入金力という言葉をよく耳にします。資金を同じ年率5%で運用しても、10万円では毎年5,000円ですが、1,000万円になれば50万円となりますので、元手が増えれば収益の絶対額は増えます。(逆もまた然りで、損失額も大きくなりますが、長期的な成長を信じてガチ保するのがインカム投資家だと考えています。) そのため、1円でも多くの資金を投資に廻し、将来の収入増を期待してきました。投資下手で小さくため込んできた種銭を、大きな損失で失ってきていますが。とはいうものの、そういった積み重ねが今を作っているのも事実なのかと思います。他の皆様から見れば、常識であったりバカバカしくてマネする気も起きないものばかりかと思いますが、これまで取り組んだ種銭を作りを記載しておきます。参考になれば幸いです。
家と車、生命保険になるべく金掛けない -人生の5大支出の抑制‐
人生の5大支出は ①家 ②車 ③保険 ④教育 ⑤老後資金 だと言われます。うち、家と老後資金は誰にでも必要な支出となります。車、保険、教育はライフスタイルによって分かれます。
Summary
| 支出 | 支出減の手段 | 注記 |
|---|---|---|
| 家 | ①とことん安い家に住む(価格の安い家、賃貸価格の安い家) ②価格が値上がる家を買う | 価格が値上がる家は売却しないと キャッシュが得られない |
| 車 | ①そもそも車を持たない ②車が必需品の場合は軽自動車一択 | 通勤は公共交通機関が最適 |
| 生命保険 | ①保険は最低限にしコストを下げる ②貯蓄(投資)を優先し、最後は保険を止める | 自動車をもっていれば自動車保険の加入は必須 |
家に関する支出 支出は15%以下を目指したい
家に関する支出で一番金がかかるのが、もちろん本体である家です。家本体の費用としては、購入する場合は費用(+住宅ローン金利)、賃貸の場合は家賃+更新にかかる費用です。らと は、学生時代から家はボロくても安さを追求し、就職当初は手取り月収の10~15%以下に抑えることを目標に月20,000~30,000円の家賃のアパートまたは借家を借りていました。会社で一時家賃補助も出たこともあり、8年間ほど概ね月30,000円平均の負担で生活できました。その後リーマンショックにより会社の福利厚生が一気に縮小されたことと契約更新をきっかけに、家の購入に踏み切りました。らと は地方の工場に勤務しており、当時、郊外の築20年くらいの3LDK中古マンションが500~600万程度で売りに出されているものがいくつもありました。最終的に、諸経費込みで3LDK 70m2で500万のマンションを一括で購入でき、今も同じところに住んでいます。
仮想ローンで月21,000円を積み立て、固定資産税を入れて月30,000円、管理費/修繕積立金が月20,000円の計50,000円です。家族5人が住むには手狭ですが、そこそこ低コストに抑えられていると思っています。あとはリフォームや突発修繕に月10,000円、火災保険で月2,000円を織り込んでいます。
家は、住む場所にもよりますが、トータルコストを抑えるためには、「そこそこの家をとことん安い家を買う」 か 「将来値上がりが見込める一等地の住宅で売却で回収できる物件を買う」が良いのかと思います。ただ後者は、総コストは安くとも回収は最後であり、投資向けキャッシュの確保という意味ではらとのような低所得者には不向きな戦略です。
投資キャッシュフローの確保に、固定費の大きなウエイトを占める家については、事前にしっかりと考えておく必要があります。家は買ったら後戻りできませんし、賃貸であっても引っ越しは容易ではありません。
車に関する支出 -車は金食い虫‐ 支出は10%以下を目指したい
地方に住む人間にとって車は欠かせないものです。都心に住む方々には不要なケースもありますが、鉄道やバスなど別の形で交通費の負担は発生するかと思います。
車は金食い虫です。買うとき、走るとき、だけでなく保有だけでもお金がかかります。
| ‐ | 費用、経費 | 諸税、強制保険 |
|---|---|---|
| 買うとき | 本体価格+諸経費 | 消費税、自動車税 |
| 保有しているとき | 駐車場(土地)代、車検代 | 消費税、自動車税、自動車重量税、自賠責保険 |
| 走るとき | オイル交換、諸メンテナンス、任意保険 | 消費税、ガソリン税 |
らと は地方在住のため車の保有は必須です。車は手取り月収の10%以下を目安にしています。なので車の保有を前提に一番安い選択として軽自動車一択です。もちろん新車は買いません。中古で10~20万で購入し、故障するまで乗り続けるのが最安と考え実施ています。13年を過ぎた自動車は税金が高くなりますが、何百万もする車を買うと考えれば雀の涙の費用です。家と同様、車も買値より高く売れればよいですが、車は消耗品ですので買値より高く売るのは至難です。
休職した今は軽自動車2台保有→1台保有を検討しています。1台減らすだけでも大きな費用が削減できます。お金だけを見れば、無くせるなら無くすのが一番です。
通勤は公共交通機関が最適
特に地方では通勤で車を使っている方は多いと思います。通勤に車が必須という方でも、もしご自宅の近くにバス路線があれば、公共交通機関を推奨します。自動車通勤では通常、ガソリン代実費しか支給されません。車本本体の費用はもちろん、タイヤ、オイルなどの消耗品や車検/メンテナンス費、運転移動の労力の支払いはありません。しかし公共交通機関を使うと公共交通機関に支払う費用すべてを支給してくれます。これには燃料代だけでなく、電車バス本体の償却費、運転手の労力、路線のメンテナンス(特に鉄道)、必要な経費、利益すべてが込みになっています。つまり公共交通機関をつかうと自動車通勤では支払われない費用が支払われることになり、費用的に有利になることが推奨理由になります。
しかし地方では路線がない、路線があっても便が悪い(遠い、乗り換えが多い)ため、時間がかかり不便です。らと は数年不便を金に換えて車を1台減らしたことがありますが、非常に良い種銭作りの力になりました。普通の人はバカらしくてやらないですね。
生命保険 -支出ゼロを目指したい‐
生命保険は商品としてはとても有用です。自分に何かあった時に残された大事なご家族が安心して暮らせるための備えは持っておきたいと思うのは当たり前のことです。ではどれくらいの保証を持たせるか?ですが、ご自身の年齢、子供の数や年齢、ライフスタイルなどで変わりますが、平均でみると2,000万~3,000万程度の保証をかけている方が多いようです。また国民/厚生年金(遺族年金)にも加入しています。
そうなると、保有資産が2,000万~3000万を超えれば、生命保険を掛ける必要性が徐々に薄れてくるかと思います。以降は、生命保険の掛け金拠出を止め「手数料が安く広く分散されたインデックス投資」や「安定高配当株」に振り分けていけるかと思います。らと は現在、生命保険には生命保険料控除を得るための最低限しか加入していません。それも退職したら、払い済みにして新規の生命保険は入らない予定です。
貯蓄は三角、保険は四角 のまやかしに騙されない
貯蓄は三角、保険は四角と言われます。説明として下記のように「保険は必要な備えを最初から準備できる」「貯蓄は徐々に備えるため、必要が額が不足する」というものです。

まず、確かに貯蓄では必要なすぐには準備できませんし、時間もかかるのは事実です。ただ貯蓄はすべて自分のお金です。自分のお金は使用目的も使用するタイミングもいつでも自分で決められます。家電が壊れた、突発の冠婚葬祭などのお金が必要なイベントが起きた など何でも使えます。
一方で保険は払い込んだお金すべてが自分のお金ではありません。保障や保険会社の費用に費やされており、払い込んだお金 ≠(>) 自分のお金 です。更に死亡や病気ケガなどの本当の緊急事態以外の必要な備えには使えません。家電が壊れた、冠婚葬祭がありお金が必要な時に保険は助けてくれません。
生命保険は「自分が死亡する、大けがする、大病する」にかけたギャンブルと言われることがあります。もちろんそのリスクは生きている限り切り離せません。ただそのリスクに怯え、少なくないお金を保険に支払い続けることがベストな選択かは考える必要があります。
最近、高配当株の動画を見ると「第一ライフグループ」株を推している方が一定数おられます。第一生命の保険商品ではなく、第一ライフグループの「株」です。生命保険会社は保険料収入とその運用益が主な収入源になっています。皆様が収めた保険料がはもちろん皆様の万一に使われますが、並行して会社の利益(費差益、利差益、死差益)となり、その利益の一部が投資家に還元されています。企業の損益計算書(P/L)の利益側の人間になることが重要だという一例です。多くの方々は「売上(保険料や商品)」や「原価や管理費」(給与)に属しています。らともそうです。会社は利益を上げることに一番努力するので、優秀な皆様が一番力を入れるところ(利益)に入り込むことが、資産を増やす一助になると信じています。


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