傷病手当金 受給レポート その②

退職に向けた戦略

8/6にクリニックから傷病手当金申請書の記載が完了したと連絡がありましたので引き取ってきました。

傷病手当金書類作成にかかる費用 -健康保険3割適用で300円-

傷病手当金の書類作成にかかる費用の支払いは300円で、健康保険が適用され3割負担でした。会社に提出する診断書は保険適用外で1回3,300円だったためかなり安く感じます。毎月の通院、診断書、傷病手当金申請の記載は必要経費になりますが、薬なども含め総額で6,000円ほどかかりますので負担感はあります。それでも生活を支えるための活動になりますので、抜かりなく対応していく必要があります。

必要事項の記載

 傷病手当金の申請書は決まったフォーマットがありますので、ご自身の所属する健康保険組合指定のフォーマットをご使用ください。傷病手当金の申請には、①被保険者(本人) ②医師 ③事業主(会社) の3者の記載欄があり、この順番で漏れなく記載する必要があります。尚、退職後の傷病手当金申請には②事業主の記載は不要です。

①被保険者(本人)記入欄

 🐱健康保険の記号や番号を記載する必要があります。これまでは保険証に記載がありましたが、現在マイナンバーになっていますので、カードから番号が読み取れません。時々健康保険の記号や番号を記載することもありますので、必ず控えておきましょう。
 🐱障害厚生年金を受給/申請されている方は、その病名と関連書類の写しを提出する必要があります。対象となる方は少ないと思いますが、こうした書類はコピーや写真等で残しておきましょう。
 🐱重要!発病の日/原因 … うつや適用障害になった際に発病の原因の記載には注意しましょう。「過度な仕事のストレス」や「上司の度重なる責めや休日勤務の強要」のような直接的な記載をすると労働災害(業務災害)と判断され、健康保険から支給が認められない可能性もあります。

 本来そうした側面もあるとは思いますが、会社と労災として争うという意思がなければ、ちょっと悔しいですが私的な傷病として記載する必要があります。「業務内容や人間関係に悩み、精神的に不安定になったため」というのが例文になります。会社の業務絡みではあるものの、自分の捉え方での問題もあったというような記載になります。尚、らとは「業務内容や人間関係に悩み、夜眠れない、数時間で目が覚めるような日が続いた」と記載しました。

 🐱療養状況は主治医からのお話をそのまま記載しておけばよいです。適用障害やうつなどは、ゆっくり休むとか無理しない、自分を責めず、無理のない範囲で引きこもらずに外に出るなどの指導が基本になるかと思います。

 🐱療養するため休んだ期間は、1回目は休職開始日を記載します。「まで」の部分は記載方法を迷いますが、傷病手当金を申請する期間で記載しました。らと のケースでは6月までは有休と傷病休暇を活用したため会社から給与が出ている状態で、7月1日から無給の休職となったため7月1日~31日までの傷病手当金を申請します。よって「まで」の部分は7月31日としました。2回目以降は請求する期間との記載があるので、次回は8月1日~8月31日の記載になります。
 

②医師の記入欄

傷病手当金を申請するために実際に働けない状態であることを医師から証明していただく必要があります。ほとんどの部分は医院で分かっているところになりますが、労務不能と認められた期間は傷病手当金申請期間と同じになりますので、被保険者(本人)記入を合わせる必要があります。らとのケースですと7/1~7/31の傷病手当金の申請となりますので、この日付で記載をお願いしました。

らとが通院しているクリニック(医院)では問題なかったですが、かかる医者によっては経験が少ないと記載方法がわからなかったり、記入漏れがあったりするようなので、うつや適応障害を数多く見ている精神科を受診することをおススメします。おそらく内科や脳神経科のような医院にかかると経験不足のような事例があるのかと思います。

③事業主(会社)記入欄

①被保険者部分を記載し→②医師の記入欄を完了したあとで事業主(会社)に提出となります。らとは現在、提出(郵送)までが完了しました。
会社が記載するのは休んだ期間、有休休暇、出勤日の証明になります。この部分を記入したのち、会社から直接健康保険組合に提出されますので、記載欄はどうなるのかはわかりません。
 気を付けないといけないのは、下記2点です。
  ✓有休等で会社から給与が出ている期間は傷病手当金はもらえない
  ✓3日間の待機期間が必要。有休も含むので有休含め3日とっていればOK。
   待機期間と無給の休職が被ると、傷病手当金は待期期間の3日間分がマイナスされる

健康保険組合の判断→支給

健保で内容を精査したのち、承認されると支給になります。ここで注意したいのは日程です。勤め先への提出日、健保締切日を過ぎてしまうと、支払いが1カ月遅くなります。今ですと8/17に提出しないとと支給日が9/25ではなく10/23になってしまい、さらに1カ月キャッシュインが遅れるという事態になります。しかもお盆休みなど長期連休もかかわりますので、注意が必要です。

やはり生活防衛資金を潤沢に持っておく必要がありますね。でも問題に直面してから生活防衛資金を準備するのはハードルが高いので、順調なうちから6カ月程度の生活費を確保しておきたいところです。世知辛いですが、ご自身の健康と生活を守るためには制度をうまく活用することと、その制度を使うことにどのような弊害と問題解決の準備が必要かを知っておくことはとても重要だと認識させられました。

勤め先の提出日には間に合うように提出しましたが、お盆休みもあり日程通りの支給をしていただけるのかは微妙です。9/25にきちんと支給されるのか、実績をレポート致します。
実体験に基づいて記載していますので、もし休職を考えている方、実際に休職制度を活用しお休みされている方々がいらっしゃればコメント頂けると嬉しいです。

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