仕事がつらい方々へ -休職という手段-

退職に向けた戦略

今日のYahooニュースで、「どうしても言えない」退職の次は〝休職代行〟にSOS 中間管理職や公務員らが駆け込みという記事がありました。利用者は若手会社員に限らず、40~50代の中間管理職まで幅広いそうです。

「どうしても言えない」という気持ち

この「どうしても言えない」という部分、気持ちは痛いほどわかります。他の悩まれている方々とは違うかもしれませんが、らと が当初言えない気持ちがあった というのは下記のような思いがあったからかなぁ と思い返しています。

  1. 一緒に頑張ってきた仲間を裏切るようなうしろめたさ(関わりたくないのはほんの数名)
  2. もう戻れないのではないか?受け入れてもらえるのか?(なので らと は当初退職を決意)
  3. 休職するような弱い姿を周りに見せたくない(変なプライドがあった)
  4. 傷病手当はもらえるが、その後の生活は大丈夫だろうか?(今の資産では生活の安心感がない)
  5. 子供たちにはどうみられるだろうか?世間体が良くない。(妻だけにはジャブ打ってきました)
  6. 転職できるだろうか?生活を維持できるような収入が得られるだろうか?
  7. 休職したら何をするか?何ができるのか?

1つの理由ではなく、金銭面、うしろめたさ、変な自尊心、今後の不安 と様々な思いが交錯し「どうしても言えない」、退職する、休職するという決断に踏み切れない 特にご家族(妻子のみならず高齢の親御さん)を抱えている方々は特に「言う」ことのハードルは高いです。一度言ってしまったら、もう後戻りはできません(というよりできないという気持ちになる)。他にも職場がパワハラにあふれていれば恐怖で言えない方もいらっしゃるかと思います。よほどの覚悟が必要になりますが、「何でこんな簡単なこと言えないの?」と不思議がる方もいらっしゃるかと思います。職場状況、環境、心理状態・・・当事者にならなければ、わからない辛さがあり、「どうしても言えない」のです。

できないなら、”できること” をやろう

できないものはできないので仕方ありません。であれば ”できること” をやっていければと思います。「休職・退職代行サービス」に申し込むのも ”できること” の1つです。ただ直接伝えるのも、サービスを活用して伝えるのも、もはや 押しとどめていたもの(我慢の限界)<嫌になる原因(上司など) この関係に達してしまった状態です。もちろん我慢の限界を超えて我慢することなく自分の素直な気持ちに従うことが肝要です。

しかし衝動的な対応をしてしまうと、様々な選択肢を見逃してしまい後悔してしまう可能性があります。よってらと が言う” できることは、転び方を選ぶ、どう転べるように準備をすることです。

  1. どんな選択肢があるか、その選択肢を選ぶとどういったセーフティネットがあるかを知っておく
    • そのまま続ける / 転職する / 休職する / 退職する (会社都合や割増退職金の可能性?)
    • 会社の制度(休暇制度(有休、病気休暇など)、支援金(見舞金制度)、健康保険の支援
    • 失業制度
  2. 転職サイトに登録してみる。一度でも募集に応募してみる。(らとは書類選考すら通らず)
    • 年齢や職務経験もありますが、世の中の広さを知っておくとよいと思います。
    • 転職にはリスクあるが、転職活動はリスクは少ない
    • 気力が衰えている方、激務の方は、時間的にも精神的にも苦痛であれば不要
  3. その選択肢を選ぶにはどのような条件があるか?
    • 休職には医師の診断が必要。耐えているうちに診察を受け、実績を作っておく
    • 希望退職(割増退職金)制度がある場合は、勤続年数や年齢制限など

セーフティネットは最大限活用しよう!

サラリーマンは通常、雇用保険、健康保険、介護保険、厚生年金、税金を給与から天引きされ支払っています。これまで決して安くない保険料を支払ってきていますので、保険を活用する権利を十分に持っています。通常の医者にかかる3割負担外の7割支払いは健康保険に頼ってますし、民間の医療保険に入って、事故/病気で入院した場合も申請しますよね。であれば、働けなくなった場合もうしろめたいことなんてなく、支払った保険を制度に従って活用することには何の問題もありません。

つらい思いをされている方々には、考える余裕もないほど追い込まれている状況の方もいるかと思います。しかし残念なことに、会社や政府/自治体は本人にとっての最適解を教えてはくれません。特に会社は会社の支出が少なくなるような対応を推し進めることも考えられます。①選択肢を知る ②制度と条件を知る ③世の中の広さを知る つらい中で行動するのは本当に大変ですが、知識を蓄え、選択を知り、制度という武器を最大限活用し、ご自身を守ることで、冷静さを取り戻し、不幸の中でも最大限ベストな選択肢を取り、少しでも明るい未来に繋がることを願ってやみません。

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