らとは今年5月から休職となりました。5~6月は1日も消化していない有休と上限までたまった傷病休暇制度の活用により、100%の給与が振り込まれました。で、ついに7月1日から有休を17日残し、無給の休職期間に入ることを選択しました。(ちなみに有休17日を残したのは、辞めるつもりでいるのに、会社に戻る選択を100%捨てきれない心の弱さの象徴です。)
人生初の給与振込みのない給料日と精神科受診‐傷病手当金申請‐
7/24(金)は給料日。これまでは当たり前のように振り込まれた給与ですが、7/1からは無給になっているため、給与の振込はありませんでした。もちろんわかっていたことですが、社会人になって給与の振込がないのは初めてなので、不安な気持ちは出てしまいます。
また7/25(土)は月1回の精神科受診日でした。人生で初めて傷病手当金の申請書を主治医の先生に依頼しました。今月は給与振り込みがないのでようやく期間は7/1~31までの1カ月間でお願いしましたが、31日までとなるとすぐには出せないとのことで書類を提出し連絡待ちの状態です。給与が入らない月で傷病手当金の申請もすぐにはできない・・・ 7月は無収入状態になります。ではいつ頃傷病手当金は入金されるのでしょうか?支払いもあるのに困った・・・ となりますので、無給の傷病手当金をお考えの方に注意点を記載しておきますので、ご参考になれば幸いです。
無給の休職注意点
会社は辞めてないので、会社の健康保険の傷病手当金を頼りに生活設計を立てていく必要があります。会社は辞めてないという点、および傷病手当金の制度は健康保険から支給されるという点から休職にあたっては注意点がありますので、もし休職をお考えの方はキャッシュコントロールをしっかりと健闘しておく必要があります。
傷病手当金は給与額面ではない ‐会社にもよるが給与の80%または2/3-
給与が出ない代わりに健康保険組合から傷病手当給付金が出るのですが、給与満額は支給されません。標準的な制度では、給与の2/3が最長で1年6カ月支給されます。会社によっては80%支給されます。らとの会社は幸いにも辞めなければ80%です。それでも20%は減額となります。給与満額ではないこと、自分はいくら支給されるのか制度を把握していくらもらえるのか事前に調べておきましょう。
傷病手当金は休んだ後に申請する -支給が1~2ヵ月遅くなる-
傷病手当金は休職によって実際にお休みした期間を主治医の証明によって毎月申請を行うことになります。申請は1カ月の無給休みを経て、申請となります。
らと のケースですと、7/1~無給の休職になり、7/25は給与が支給されませんが、その7/25に傷病手当金は入ってきません。7/1~31まで休職した実績によって初めて申請ができます。つまり傷病手当金の申請は8/1以降になります。申請書を8/17までに会社の人事に提出し、会社の証明後に健康保険組合で承認されてようやく支給されます。らとの健康保険の場合、7月分の傷病手当金が入るのは9/25になりますので、6/25に最後の給与から、次の命綱である傷病手当金が振り込まれるのは3カ月後になります。会社の提出が遅れれば10月の支給になる可能性もあります💦


この最後の「給料日~最初の傷病手当金が入るまでの期間」は完全に収入が途絶えます。らとは生活防衛資金として準備はしていませんでしたが、投資の待機資金をやりくりしてしのいでいます。日々の生活も含め「生活防衛資金が重要」というアドバイスは身に沁みます。
もし休職をお考えの方がいらっしゃれば(考えてなくても)、傷病手当制度があっても収入は明らかに減るうえ、お金が入ってくるのは3カ月後であることから、最低でも半年間の生活防衛資金の準備は推奨しておきたいところです。
厚生年金、健康保険、介護保険、住民税は支払わなければならない(雇用保険、所得税は発生しない)
会社を辞めずに傷病手当金を支給する際にとても重要な点ですが、厚生年金、健康保険、介護保険、住民税は給与が出なくても支払う必要があります。通常これらの保険は、給与天引きになっていますが、無給の就職期間中は天引きする給与が無くなります。よって会社は休職中の従業員に別途厚生年金、健康保険、介護保険の支払い請求をしてきます。他にも会社天引きの各種保険や個人年金、生命保険があれば同様に請求書が送られてきます。
らとの会社のケースでは、4半期分(3か月分)を纏めて請求するとのことで9月末ごろにビッグな請求がくる見込みです。傷病手当金は全部使わずにこれら保険、税金の支払い分を差し引いておく必要があります。
最低半年分の生活防衛資金を準備しよう
支給が減り(80% or 2/3)、3か月ほど無収入となり、保険もとられ踏んだり蹴ったりですが、それでも完全な無収入にはなりませんし、履歴書の経歴も見た目傷はつきません。苦しい会社生活を送って我慢できそうにない方は無理する必要はありませんが、そこまで行ってなくても将来どうなるかは誰にもわかりません。
ここまで休職を経験してきて思うのは、衝動的な対応になってしまいがちな退職/休職ですが、そういう事態になる前に、そうなったらどう対応するのかを考えて準備しておくことが必要なんだということです。ほとんどの会社員は会社を最初からすぐに辞めるつもりで仕事していないと思いますし、希望をもって入社したはずです。しかし仮に22歳で大学を卒業し定年65歳まで働くと43年、高卒で18歳で働き定年が70歳になったら52年働くことになります。この期間でどのように世の中が、会社が、上司が変化するかはわかるはずもありません。どうなっても逃げられるような逃げ道を日々コツコツと築き上げていくことはとても重要です。こんなことにこんなしょぼくれたおっさんになって気づいても遅いですが、若くても若くなくても、少しずつ逃げ道を作ることを考えてみて欲しいと思います。
逃げ道はお金だけではない -趣味での人脈などの居場所作りが大事‐
逃げ道のメインはお金です。宝くじを買う人は、「6億当たったらすぐ会社を辞める」とおっしゃる方も散見されます。つまり会社を辞めることの大きなハードルは経済的な不安です。これに異論を唱えることはないです。らと も経済的な不安は常に付きまとっています。
経済的な不安と同じくらいあるのが、孤独な時間への対応です。一人が好きで誰とも話しなくても、自分が何の役に立っていないと落ち込まない、うらやましい方は別として、らと はやはり自分が何の役にも立たず、日々を無為に過ごしているような気がすることで毎日モヤモヤし、頭にキリが掛かったような状態から抜け出せません。子供がいるのでまだ救われていますが、無趣味な人間が休職して嫌なことから逃げても簡単にスッキリとはできないこともわかりました。
仕事人間にならず、ご自身で持っている趣味とその仲間がいれば大事にして、仕事外でのフラットで損得のない人脈作りも必要なんだということを実感させられています。(が、それが見つかっていないのがつらいところです)


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