日本農薬を買いました。株主優待発表前の1,040円代での購入を目論んでいましたが、昨日7/28の終値である1,057円で購入判断しました。

日本農薬
日本農薬は化学セクターの優良企業であるADEKAの子会社です。2026年3月期の連結売上高1,118億円、営業利益108億円で営業利益率が9.7%、自己資本比率54.9% と規模感、利益率、財務優良です。PER 11.19倍、PBR 0.97倍、配当性向39%と比較的割安です。2025年3月期以前のEPSは50~60円台ですので、ここ2年で利益が伸長してきています。2026年3月期の配当利回り3.4%ですが、推進配当を掲げ27年は38円、28年は40円を計画しており利回りUPが期待できます。
これまで株式投資は下値追いで年初来安値を常に追ってきましたが、世界も日本もインフレが止まらない中、価格主導性のある企業であれば値上げによって売上と利益は伸びますので、上値でもPER/PBRなどの指標を見て割安で国際競争力のある優良銘柄に目を向けたいと考えています。尚、PER(EPS)は固定資産売却などの特別利益がある場合もありますので、本業の業績が安定していることが必要です。
農薬関連銘柄に投資するリスクとその可能性
農薬関連銘柄に投資するにあたり、良いことばかりではなくリスクも評価する必要があります。考えられるリスクとしては下記のようなものが挙げられます。
技術革新・代替技術の普及
農薬不要、耐性作物の開発と普及 ゲノム技術や遺伝子組換技術の普及で農薬が不要になる
生物農薬やIT/AI農業への移行 微生物やAIドローンを活用したピンポイント散布(使用量が減る)
法規制・環境規制に関するリスク
環境規制の厳格化 世界各国で特定農薬の利用禁止や大幅な使用制限が進む可能性
承認プロセスの長期化 新規農薬の開発から認可までに要する期間が長くなっている
健康・安全・訴訟リスク
大規模健康不安と巨額訴訟 安全性に関する懸念や健康被害が浮上した場合、大規模賠償請求の可能性
ブランド価値・企業不祥事の失墜 データ改ざん、不安全データの隠蔽、環境汚染事故の可能性
その他:気候変動、天候不順、原材料価格、為替変動
出荷量、使用量、利益率に影響しますが、各社共通であり単独企業の根幹を揺るがす可能性は低いのかと思います。
リスクの可能性を挙げたらゼロではありませんが、農薬専業メーカーとしてこれまで蓄積された技術データや検証方法などのバックデータ、すでに70%近い海外売上高もあり、海外の法規制にも明るい企業ですので、企業の根幹を揺るがすような問題が発生する可能性は低いのかと思います。目先の株価値上がり、値下がりは気にせず、安定的なインカムで長くお付き合いできる企業になればと期待しています。


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